株システムトレードソフトイザナミ

最適分散投資画面

バックテストの検証結果を表示します。

ボタン機能

メニュー機能 - 戦略

メニュー機能 - ツール

運用設定

総資金設定

資金設定

優先順設定

フィルタ設定

仕掛け条件設定

仕掛け禁止銘柄設定

貸借銘柄設定

運用停止設定

複数売買ルールの運用を行う際の資金設定リスト

複数の売買ルールのシグナルが同時に発生した場合の資金割り当てルール

注意点

関連リンク

ボタン機能

設定を初期化します。

保存済みの検証結果から、最適分散投資の設定全体を読み込みます。

最適分散投資の設定ファイル(.opt)を読み込みます。

※設定ファイル(.opt)を追加で読み込む場合
「オプション設定」の「複数の資金設定を使う。」をONにします。その上で「Ctrlキー」を押しながら「設定の読み込み(ファイル)」をクリックし、任意の最適分散投資の設定ファイル(.opt)を選択します。

最適分散投資の設定全体をファイル(.opt)に保存します。

「オプション設定」を開きます。

最適分散投資を実行します。

「オプション設定」の詳細

「最適分散投資設定」

項目 詳細
複数の資金設定を
使う
「複数資金設定」を有効にします。

※「複数の資金設定を使う」機能について
ON/OFFを切り替えた場合、「優先順設定」はいったん初期化されますので、ON/OFF切り替えた場合は、資金設定ファイルを読み込み直してください。
フィルタ設定を使う 「フィルタ設定」を有効にします。
仕掛け条件設定を
使う
「仕掛け条件設定」を有効にします。
仕掛け禁止設定を
有効にする
「仕掛け禁止銘柄」を有効にします。「仕掛け禁止銘柄」に指定した銘柄には仕掛けなくなります。
貸借銘柄設定を
有効にする
売り建て対象銘柄を、「貸借銘柄設定」に登録された銘柄のみにします。

※貸借銘柄情報は、過去のデータ変化に対応した時系列データではないのでご注意ください。
優先順設定の
揺らぎ設定を
有効にする
「優先順設定の揺らぎ設定」を有効にします。

※「優先順設定」で設定する指標に
ランダムな揺らぎを与えて、検証結果の変化を調べる機能です。
運用停止設定を
有効にする
「運用停止設定」を有効にします。

※指定ドローダウンに達したら仕掛けを一定期間停止させる機能です。

「資金設定」

項目 詳細
仕掛け銘柄数を
指定する
有効にした場合、「資金設定」に次の設定が表示されます。

・「1日の最大仕掛け銘柄数」
・「最大仕掛け銘柄数」
仕掛け株数を
直近出来高で
制限する
有効にした場合、「資金設定」に出来高制限が表示されます。市場に与える影響(マーケットインパクト)を考慮するために設定します。

直近出来高の何%までを仕掛け上限金額にするかを設定します。

(直近0日間と設定した場合はOFFになります)
仕掛け単元株制限を
指定する
有効にした場合、「資金設定」に「単元制限」が表示されます。指定した単元を上限として仕掛けます。

証券会社の空売り制限を考慮した検証に利用できます。
保有している銘柄に
追加で仕掛ける場合
の最大を指定する
有効にした場合、「資金設定」に「追加仕掛け制限」が表示されます。

同一の資金設定ルールにおいて、既に保有中の銘柄に再度シグナルが発生した場合、最大何回追加で仕掛けるかを設定します。
売買ルール毎に
優先譲渡条件を
設定する
有効にした場合、「資金設定」に「優先譲渡条件」が表示されます。

複数売買ルールで運用する際に設定します。

シグナル発生時の処理を、優先度の高い売買ルールから、次の売買ルールへ移行するときの条件を指定します。

詳しくは以下の解説をご覧ください。
複数の売買ルールのシグナルが、同時に発生した場合の資金割り当てルール
仕掛け金額の
減額調整はしない
<OFFにした場合>

例えば【出来高制限:直近出来高(1日間平均)の0.10%を上限】と設定した場合、ある銘柄の出来高が140,000株のときは出来高制限によって140株まで仕掛けます。
このとき該当銘柄の単元株数が100株だった場合は仕掛け株数は100株になります。

出来高制限によって算出された株数が最小単元株数よりも小さい場合、「最終日シグナル」では「出来高制限」となって仕掛けは行いません。

また資金余力が30万円だけ残ったような場合、仕掛けシグナル銘柄の出来高状況では上限100万円まで仕掛けられる場合でも、30万円の資金余力分のみ仕掛けることになります。

<ONにした場合>

出来高制限によって、仕掛け金額を減額する必要があるような仕掛けシグナルには仕掛けません。
また資金余力が不足したとき、仕掛け可能な株数の範囲内に調整して可能な限り仕掛けるといったことも行わなくなります。
単元設定を有効にする 有効にした場合、「資金設定」に「単元設定」が表示されます。
「1単元=1株として検証する」をONにすると、この資金設定では1株単位での検証結果となります。

「特殊設定」

項目 詳細
同じ銘柄を
重複して保有しない
有効にした場合、すでにその銘柄を保有している場合は新たな仕掛けは行いません。

また異なる売買ルールで仕掛けシグナルが重複した場合、シグナル優先度が高い仕掛けシグナル1つのみが有効となります。

※1つの売買ルールの中で重複シグナルが発生した場合に、次の仕掛けを行うかどうかの設定は、バックテスト「基本設定」にある「保有中や待機中の場合は、次の仕掛けはしない。」で設定することができます。
同じ時間に、
仕掛けと手仕舞いが
重なる場合は、
余剰資金を
有効に使う
有効にした場合、仕掛けと手仕舞いのシグナルが同時に発生かつ余力不足のとき、一時的に予備資金を使って取引を実行します。

詳細は下記の解説をご覧ください。
証拠金取引は
仕掛け対象に
含まない
有効にした場合、日経先物やTOPIX先物等の証拠金取引に仕掛けなくなります。

例:「同じ時間に、仕掛けと手仕舞いが重なる場合は、余剰資金を有効に使う」

例えば、総資金が500万円で市場投入金額を60%に設定している場合、市場投入資金は300万円までとなり、残り200万円は予備資金となります。

売買ルールは、仕掛け/手仕舞い両方とも、翌日寄付で執行する戦略とします。
ある日、市場投入金額300万円を全て使い、いくつかの銘柄を買ったとします。

この状態では、仮に新たに仕掛けシグナルが発生しても、市場投入金額300万円を全て使っているため、新たに仕掛けることはできません。
たとえ同時に保有銘柄の手仕舞いシグナルが発生したとしても、この時点では資金余力は無いため、やはり仕掛けることはできません。

しかし、次の特殊設定を有効にした場合、新規建てが可能となります。
『同じ時間に、新規建てと手仕舞いが重なる場合は、余剰資金を有効に使う』
これは、仕掛けと手仕舞いのシグナルが同時に発生した場合、手仕舞いによる入金額を見越して、通常は投入しない予備資金200万円を使うためです。

メニュー機能 - 戦略


上記ボタン機能から呼び出せる機能をメニューにまとめたものです。

設定の読み込み(検証結果)

保存した検証結果から最適分散投資の設定データを読み込みます。


設定の読み込み(ファイル)

最適分散投資の設定ファイル(.opt)を読み込みます。


設定の追加読み込み(ファイル)

現在の設定に追加するように最適分散投資の設定ファイル(.opt)を読み込みます。


設定の保存(ファイル)

設定内容をファイル(.opt)に保存します。

メニュー機能 - ツール


使用設定以外削除

チェックボックスがONの資金設定を巡回して、利用していない設定を削除します。
【意図していない設定の削除が行われる可能性がありますので、必ず設定をファイルに保存してからご利用下さい】
オプションで「ツール:使用設定以外削除を使用する(上級者向け)」をONにしていないと表示されません。

運用設定

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

検証期間

検証期間対象の期間を指定します。期間を限定して検証する場合は、チェックを外して期間を入力します。
「売買ルールからコピー」ボタンをクリックすると、最初に見つかった売買ルールから検証期間をコピーします。

運用方法

最適分散投資での運用方法と検証期間単位を選択します。

運用方法 処理内容
単利で運用する 利益が発生した場合、次回以降の取引に投入せず、運用資金が常に運用開始金額を超えないように運用。
複利で運用する 利益が発生した場合、次回以降の取引に追加投入し、運用資金を増やしながら運用。
検証期間 処理内容
通年 全期間を通して運用。
単年 1年単位で、資金を運用開始金額にリセットして運用。
半期 6ヶ月単位で、資金を運用開始金額にリセットして運用。
4半期 3ヶ月単位で、資金を運用開始金額にリセットして運用。
単月 1ヶ月単位で、資金を運用開始金額にリセットして運用。

手数料の設定

1取引の往復手数料を設定します。

手数料を考慮しない場合はチェックをOFFにします。

手数料を考慮する場合はチェックをONにし、「何円/何Tick/何%」を1取引の往復手数料相当額とするか入力します。
※TIckは呼値単位を表します。

総資金設定

「オプション設定」で「複数の資金設定を使う。」をONにすると表示されます。資金設定全体を行います。

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

総資金

予備資金も含めた全ての総資金を設定します。

市場投入資金

取引に用いる資金量を「何%/何円」で指定します。
総資金500万円/市場投入資金60%とすると、実際に市場に投入する資金量は300万円となります。

総資金500万円 × 市場投入資金比率60% = 市場投入資金300万円

「円」で指定した場合は、その範囲内の資金を市場に投入します。

予備資金

市場投入金額を設定すると自動的に変化します。
予備資金は元本を下回った場合、運用開始資金量と同じ金額となるように補充される資金となります。

総資金500万円/市場投入資金300万円/予備資金200万円のとき、運用資金量がドローダウンによって300万円を下回った場合に、運用資金が300万円となるように予備資金から補充を行います。

予備資金が多い場合、ドローダウン率が低い売買ルールになることが多く、精神面で安定した運用を実現しやすくなります。

資金設定

売買ルール毎の資金設定を行います。

▼1つの売買ルールで検証する場合

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

▼複数売買ルールで検証する場合

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

対象売買ルール(ver 2.0.05より)

資金設定を適用する売買ルールを選択します。

総資金(1つの売買ルールで検証する場合)

予備資金も含めた全ての資金を設定します。

市場投入資金(1つの売買ルールで検証する場合)

取引に用いる資金量を「何%/何円」で指定します。
総資金500万円/市場投入資金60%とすると、実際に市場に投入する資金量は300万円となります。

総資金500万円 × 市場投入資金比率60% = 市場投入資金300万円

予備資金(1つの売買ルールで検証する場合)

市場投入金額を設定すると自動的に変化します。

個別投入資金(複数売買ルールで検証する場合)

市場投入資金の内、この売買ルールに割り当てる資金量を設定します。
「%」で指定する場合、「市場投入金額」に対する割合となります。

総資金500万円/市場投入資金60%/個別投入資金50%とすると、この売買ルールに割り当てる資金量は150万円となります。

総資金500万円 × 市場投入資金比率60% × 個別投入資金比率50% = 個別投入金額150万円
(レバレッジ1倍の場合)

※1つの売買ルールで検証する場合、市場投入資金と個別投入金額は同じです。

レバレッジ

レバレッジ比率を設定します。現物取引のみで設定する場合、「1」を設定します。

1日の最大投入量

1日の取引で投資する最大の金額を設定します。

条件 処理内容
単位が「%」の場合 「個別投入資金 x レバレッジ × 1日の最大投入額比率 = 1日の最大投入資金」の範囲内の金額で運用します。
単位が「円」の場合 設定金額で運用します。ただし「個別投入資金 x レバレッジ」の金額に対して、1日の最大投入額以上の金額では運用しません。

仕掛け銘柄数指定

「オプション設定」で有効にしていると表示されます。保有銘柄の上限数を設定します。

項目 詳細
1日の最大仕掛け銘柄数 1日に仕掛ける銘柄数の上限を設定します。
最大仕掛け銘柄数 仕掛ける銘柄数の上限を設定します。

1銘柄の仕掛け株数設定

1銘柄に仕掛ける株数を設定します。

条件 処理内容
設定範囲内の下限株数に仕掛ける 1銘柄上限投入額〜1銘柄下限投入額の範囲で、可能な限り低い金額で投資します。
設定範囲内の上限株数に仕掛ける 1銘柄上限投入額〜1銘柄下限投入額の範囲で、可能な限り高い金額で投資します。
設定範囲内の指定投入額に近い株数に仕掛ける 1銘柄上限投入額〜1銘柄下限投入額の範囲で、可能な限り指定投入額に近い金額で投資します。
資金比率と上限指定で投資株数を決める 1銘柄投入資金率〜1銘柄下限投入額の範囲で仕掛けます。

ただし1銘柄投入資金率による金額が、
1銘柄上限柄投入額以上であれば、
1銘柄上限柄投入額〜1銘柄下限投入額の範囲で仕掛けます。

1銘柄下限投入額以下であれば仕掛けません。
許容損失額と損切り率で投資金額を決める 売買ルールの手仕舞いの損切り率を基準にし、「1銘柄の許容損失額」をどれくらいまでに抑えるかという設定ができます。

「1銘柄単位の損切率」に、売買ルールの手仕舞い条件の損切り率を設定し、その損切り率に達した時に1銘柄あたりで許容出来る金額を「1銘柄の許容損失額」に設定します。

※「1銘柄の許容損失額」を「円」指定ではなく、「%」指定にした場合は資金(市場投入資金×レバレッジ)に対する比率になります。

1銘柄の仕掛け金額は、次の範囲となります。
「1銘柄の上限投入額〜1銘柄の下限投入額」

(例)
株価500円で単元1,000株の銘柄があるとします。

1銘柄単位の損切り率を「-5%」と設定すると、
1銘柄単位の損切り額は-25,000円となります。

株価500円 × 損切り率-5% = -25円
-25円 x 1,000株 = -25,000円

@1銘柄の許容損失額を-10万円とすれば、
仕掛け株数は、
-100,000円 ÷ -25,000円 = 4単元
つまり「4,000株」となります。

A1銘柄の許容損失額を-5万円とすれば、
仕掛け株数は、
(-50,000円) ÷ (-25,000円) = 2単元
つまり「2,000株」となります。

B1銘柄の許容損失額を-2万円とすれば、
仕掛けは見送ることになります。
ATR単位の許容損失額で投資株数を決める 1銘柄上限投入額〜1銘柄下限投入額の範囲で、
株価が1ATR下がったとき、1ATRの許容損失額を超えないよう投資します。

※1銘柄の損切り率%が1ATRに変化しただけで、「許容損失額と損切り率で投資金額を決める」と基本的な考え方は同じです。

<資金500万円/レバレッジ2.0倍/1ATR許容損失額1%のとき>

許容損失額=500万円×2.0倍×1%=10万円
株価が1ATR下がったとき損失額が10万円を上回らないように仕掛けます。

(例)「<7203>トヨタ自動車(11/4時点の株価6,800円)」に買いの仕掛けシグナルが発生し、直近の1ATRが10%だった場合

株価が-10%下がったときに損失額が10万円を超えないように仕掛け金額を計算し、単元株数を考慮して仕掛け株数を決定します。

【計算式】
許容損失10万円÷1ATR10%=仕掛け金額100万円
仕掛け金額100万円÷株価6,800円≒147株

単元株数が100株単位となるため、仕掛け株数は100株となります。

※ATRの意味について
「ATR」とは「真の値幅」の期間平均になります。
(「真の値幅」とは下記3つの中の最大値のこと)

(1)当日高値 − 当日安値
(2)当日高値 − 前日終値
(3)前日終値 − 当日安値

※1銘柄の上限/下限投入額を「%」で設定した場合、売買ルールごとの個別投入資金に対する比率となります。

総資金500万円/市場投入資金比率60%/個別投入資金20%/レバレッジ2倍のとき、個別投入金額120万円となります。
この個別投入金額120万円に対して1銘柄の上限/下限投入額を「%」を計算します。

複利運用に設定している場合は、運用資金の増加に合わせて1銘柄あたりの仕掛け金額も増加していきます。

追加仕掛け制限

「オプション設定」で有効にしていると表示されます。既に保有している銘柄に再度シグナルが発生した場合、最大何回まで追加で仕掛けを行うかを設定します。

単元設定

「オプション設定」で有効にしていると表示されます。
「1単元=1株として検証する」をONにすると、この資金設定では1株単位での検証結果となります。

出来高制限

「オプション設定」で有効にしていると表示されます。
売買シグナルが発生した銘柄について、直近出来高の何%までの範囲内で仕掛けるかを設定します。
投入資金が市場に与える影響(マーケットインパクト)を考慮するために設定します。

「直近出来高(5日平均)の1%を上限とする」と設定したとき、直近出来高5日平均が100万株の場合、1万株まで仕掛けます。
(直近0日間と設定した場合はOFFになります)

仕掛け株数が、出来高制限で設定した株数を超えてしまう場合は、最終日シグナルの「指示」欄で「出来高制限」と表示されて仕掛けないこととなります。

単元制限

「オプション設定」で有効にしていると表示されます。
指定単元を上限として購入します。

証券会社の空売り制限を考慮した検証に有効です。

優先譲渡条件(複数売買ルールによる検証の場合)

「オプション設定」で有効にしていると表示されます。これは複数の売買ルールで運用するときの設定です。

シグナル発生時の処理を、優先度の高い売買ルールから、次の売買ルールに処理を渡す条件を設定します。

設定 内容
仕掛け資金の限界 優先度の高い売買ルールが、余力不足で仕掛けられなくなったら、次の売買ルールに処理を渡します。
仕掛け額が〇〇以上で優先を譲渡する 優先度の高い売買ルールが、仕掛け金額が指定金額を超えたら、次の売買ルールに処理を渡します。
仕掛け銘柄数が○銘柄以上で優先を譲渡する 優先度の高い売買ルールが、指定銘柄数以上に仕掛けたら、次の売買ルールに処理を渡します。

優先順設定

複数の銘柄で、シグナルが同時に発生した場合の優先条件を設定します。

【設定例】

テクニカル指標:「移動平均乖離率(終値)(15)」

下記3つの銘柄があったとします。

銘柄A:「15日移動平均乖離率(終値)」-10%
銘柄B:「15日移動平均乖離率(終値)」-20%
銘柄C:「15日移動平均乖離率(終値)」-30%

(1)優先方向:「小さい順」と設定した場合

次の順番で仕掛けます。

「C(-30%)」→「B(-20%)」→「A(-10%)」

(2)優先方向:「大きい順」と設定した場合

次の順番で仕掛けます。

「A(-10%)」→「B(-20%)」→「C(-30%)」

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

設定 内容
テクニカル指標 優先順を判断するためのテクニカル指標を選択します。「選択」をクリックし、データを選択します。

「通常データ」と「ユーザー定義」のみ選択できます。
優先方向 優先順付けの方向を設定します。

揺らぎ設定

「オプション設定」で有効にしていると表示されます。

設定 内容
テクニカル指標の値に揺らぎを加える この設定を有効にすると、テクニカル指標にランダムな値を加算します。

その結果、最適分散投資を実行する度に仕掛け銘柄の優先順が変化して検証結果が変化します。

相場環境が多少変化しても、通用する売買ルールであるかを検証します。
揺らぎ範囲 ランダムな値を加算する揺らぎ値の範囲を設定します。
揺らぎ分解能 ランダムな値加算する揺らぎ値の分解能を設定します。

詳しくは、以下のチュートリアルをご覧ください。
チュートリアル − 仕掛け銘柄に変動があっても機能する売買ルールか確認する方法

フィルタ設定

「オプション設定」で有効にしていると表示されます。
仕掛けシグナル銘柄数や仕掛け銘柄率等を利用した仕掛け条件を設定する場合に使用します。
条件に一致した場合は仕掛けを行い、条件に一致しなかった場合は仕掛けません。

(例)
【「当日シグナル数」が、「シグナル数平均 x 2倍」以上で仕掛ける】という設定は、下図のように「☆」の日のみに仕掛けを行い、それ以外の日は仕掛けなくなります。

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。


リスト内の項目はショートカットキーのCtrl+Cキーでコピー、Ctrl+Vキーで貼り付けもできます。
設定 内容
初期化 リストを空欄にします。
読み込み ファイルの設定を読み込みます。
保存 設定をファイルへ保存します。
フィルタ条件リスト 条件で使われる定義の一覧です。

(1)「仕掛け銘柄数」
バックテストの「基本設定」と「対象銘柄」の条件に一致し、かつバックテストの「仕掛け条件」に一致した銘柄数になります。

(2)「仕掛け銘柄率」
上記の「仕掛け銘柄数」と「仕掛け対象の銘柄数」との割合(%)になります。
(「仕掛け対象の銘柄数」とは、バックテストの「基本設定」と「対象銘柄」の条件に一致した銘柄数のことを指します)

(3)「仕掛けなかった銘柄数」
バックテストの「基本設定」と「対象銘柄」の条件に一致したが、バックテストの「仕掛け条件」に一致しなかったため、仕掛けなかった銘柄数を表します。

(4)「仕掛け対象の銘柄数」
バックテストの「基本設定」と「対象銘柄」の条件に一致した銘柄数を表します。
(「仕掛け銘柄数」と「仕掛けなかった銘柄数」を足し合わせた数になります)

※シグナルの詳細は、バックテスト「結果概要表示」「シグナル情報」で確認することができます。
条件追加 条件を追加します。
コピー 選択した条件をコピーします。
削除 選択した条件を削除します。
編集 選択した条件を編集します。
上移動 選択した条件をリストの上方向へ移動します。
下移動 選択した条件をリストの下方向へ移動します。

「データ詳細」

内容 詳細
仕掛け銘柄数 バックテスト仕掛け条件に一致した銘柄数です。
仕掛け銘柄数の期間平均 バックテスト仕掛け条件に一致した銘柄数の期間平均です。
仕掛け銘柄数の期間最小 バックテスト仕掛け条件に一致した銘柄数の期間内最小の数です。
仕掛け銘柄数の期間最大 バックテスト仕掛け条件に一致した銘柄数の期間内最大の数です。
仕掛け銘柄数の期間平均倍率 設定した期間内におけるバックテスト仕掛け条件に一致した銘柄数の平均倍率です。

(例)設定期間2日で、仕掛けシグナル数が当日10銘柄、前日30銘柄の場合、(10+30)÷2=0.25となります。
仕掛け銘柄率 仕掛け銘柄率は、「売買ルールの対象銘柄であり、かつ基本設定条件に合致している銘柄の数」に対する「仕掛けシグナルが発生した数」の割合になります。
(「仕掛けシグナルが発生した数」÷「シグナル判定された銘柄数」)

<計算例>
仕掛け銘柄率90.91=
「仕掛けシグナル10」÷(「仕掛け銘柄10」+「仕掛けなかった銘柄1」) × 100
仕掛け銘柄率の期間平均 仕掛け銘柄率の期間平均です。
仕掛け銘柄率の期間最小 仕掛け銘柄率の期間最小です。
仕掛け銘柄率の期間最大 集計値の期間内最大の数です。
仕掛けなかった銘柄数 仕掛けなかった銘柄数です。
仕掛けなかった銘柄数の期間平均 仕掛けなかった銘柄数の期間平均です。
仕掛けなかった銘柄数の期間最小 仕掛けなかった銘柄数の期間内最小の数です。
仕掛けなかった銘柄数の期間最大 仕掛けなかった銘柄数の期間内最大の数です。
仕掛け対象の銘柄数 バックテスト基本条件に一致した銘柄の数です。
仕掛け対象の銘柄数の期間平均 バックテスト基本条件に一致した銘柄数の期間平均です。
仕掛け対象の銘柄数の期間最小 バックテスト基本条件に一致した銘柄数の期間内最小の数です。
仕掛け対象の銘柄数の期間最大 バックテスト基本条件に一致した銘柄数の期間内最大の数です。

仕掛け条件設定

「オプション設定」で有効にしていると表示されます。
バックテスト結果に対してさらに絞り込む等、仕掛け条件を追加する場合に使用します。
条件に一致した場合は仕掛けを行い、一致しなかった場合は仕掛けません。

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。


リスト内の項目はショートカットキーのCtrl+Cキーでコピー、Ctrl+Vキーで貼り付けもできます。
                       
内容 詳細
初期化 リストを空欄にします。
読み込み ファイルの設定を読み込みます。
保存 設定をファイルへ保存します。
仕掛け条件リスト 条件の一覧です。
条件追加 条件を追加します。
コピー 選択した条件をコピーします。
削除 選択した条件を削除します。
編集 選択した条件を編集します。
上移動 選択した条件をリストの上方向へ移動します。
下移動 選択した条件をリストの下方向へ移動します。

仕掛け禁止銘柄設定

「オプション設定」で有効にしていると表示されます。
仕掛けを禁止する銘柄とその期間を設定します。

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

                       
内容 詳細
初期化 リストを空欄にします。
読み込み(新規) ファイルで読み込んだ設定を現在のリストに上書きします。
読み込み(追加) ファイルから読み込んだ設定を現在のリストに追加します。
保存 設定をファイルへ保存します。
禁止条件リスト 禁止条件の一覧です。
追加 条件を追加します。
コピー 選択した条件をコピーします。
削除 選択した条件を削除します。
編集 選択した条件を編集します。
上移動 選択した条件を1つリストの上方向へ移動します。
下移動 選択した条件を1つリストの下方向へ移動します。

貸借銘柄設定

貸借銘柄とは、信用売りが可能な銘柄のことを指します。
「オプション設定」で有効にしていると表示され、「貸借銘柄設定」では信用売りの仕掛けが可能な銘柄を設定することができます。

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

項目 内容
リストを編集する 貸借銘柄を編集するためのリストが表示されます。
最新をダウンロード 弊社が提供する貸借銘柄リストは、日証HPで公表されている制度信用・貸借銘柄一覧を元に毎月第5日頃に更新しています。

※貸借銘柄は証券会社ごとに異なる場合があります。
イザナミで売りの仕掛けシグナルが発生しても、ご利用の証券会社では売りを仕掛けられない場合があり、イザナミの検証結果と実際の取引結果に差異が生じてしまう場合がありますので、売りの売買ルールをご利用の際はその点ご留意ください。

貸借銘柄選択

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

項目 詳細
指標表示設定 銘柄をスクリーニングするための機能です。
追加ボタン 選択した銘柄を、左のリストから右のリストへ移動します。
削除ボタン 右の貸借銘柄リストの銘柄を選択すると、「追加」が「削除」に変化します。

選択した銘柄を、右のリストから左のリストへ戻します。

■メニュー

項目 詳細
CSVファイルで指定(新規) 現在の設定をクリアし、CSVファイルで指定したリストを読み込みます。
CSVファイルで指定(追加) CSVファイルで指定したリストを現在のリストに加えます。
銘柄リスト(左)をCSV保存 非貸借銘柄リストをCSVファイルとして保存します。
銘柄リスト(右)をCSV保存 貸借銘柄リストをCSVファイル保存します。

運用停止設定(ver 2.2.18より)

「オプション設定」で有効にしていると表示され、一定のドローダウン(DD)に達した時、新規仕掛けを停止させて暴騰落相場での損失を避ける設定を行うことができます。
※停止するのは仕掛けシグナルのみで手仕舞いシグナルは通常通り発生します。

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

項目 内容
停止DD 新規仕掛けを一時停止するドローダウン(DD)を指定します。円や%単位で指定可能です。
再開後追加許容DD 運用再開後、更に損失が発生したら再度停止するための追加ドローダウン(DD)を指定します。円や%単位で指定可能です。
(この機能が無いと、再開と同時に停止DDに一致してしまうループに陥るため必ず指定します)
DD(率)は初期資金を基準に計算する ONにするとDD(ドローダウン)%系指標は初期資金(運用設定タブの総資金で設定した金額)を元に計算します。
OFFにすると損益を含んだその時点でのトータル資金を元に計算します。

詳細設定がOFFの場合

項目 内容
再開条件 - 停止日数 運用停止する期間を指定します。
指定日数休んだ翌日から仕掛けシグナルが再開されます。

詳細設定=OFF時の停止基準ドローダウン(DD)リセットルール


不利な相場が続くと、運用停止基準に達成する度に停止基準ドローダウン(DD)は大きくなっていきます。
例:50万->75万->100万->125万...

ドローダウン(DD)が"停止DD"より30%回復したら、運用停止基準は"停止DD"で指定した値に初期化されます。
(この機能が無いと、一旦深いドローダウンから回復した後再度ドローダウンに入った時に、停止基準ドローダウン(DD)が大きいままとなり、意図しないドローダウンが発生します)

詳細設定がONの場合

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

項目 内容
再開条件 運用を再開する条件を指定します。運用停止日数以外にも売買ルールのシグナル数や相場情報、ランキング情報が利用できます。
全ての条件に一致した翌日から仕掛けシグナルが再開されます。
再開後許容DD初期化条件 不利な相場が続くと、運用停止基準に達成する度に停止基準ドローダウン(DD)は大きくなっていきます。
例:50万->75万->100万->125万...
この停止基準ドローダウン(DD)をリセット(停止DDで指定した金額に戻す)ための条件を設定します。

運用停止日数以外に最大ドローダウン(DD)や売買ルールのシグナル数や相場情報、ランキング情報が利用できます。
(この機能が無いと、一旦深いドローダウンから回復した後再度ドローダウンに入った時に、停止基準ドローダウン(DD)が大きいままとなり、意図しないドローダウンが発生します)

運用停止実行履歴の確認方法


結果概要表示の概要レポートで「運用停止回数」という項目を表示させ、この項目をダブルクリックします。
詳細

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

今はできないこと(今後のバージョンアップでの検討課題)


・詳細設定のOR条件設定
・確定損益を基準とした運用停止判定

複数売買ルールの運用を行う際の資金設定リスト

(ver 2.0.05より)

「資金設定」リストの解説です。
※最適分散投資「オプション」で「複数の資金設定を使う。」をONにします。

複数の売買ルールを検証したり、1つの売買ルールを複数の資金設定ルールで運用する際に利用します。

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

       
項目 内容
読み込み 資金設定ルール(.fnd)のみ読み込みます。

最適分散投資全体の設定ファイルから読み込む場合、
「設定の読み込み(ファイル)」をご利用ください。
保存 資金設定ルールをファイルに保存します。

最適分散投資全体の設定ファイルを保存する場合、
「設定の保存」をご利用ください。
上移動 選択する資金設定ルールのみ1つ上に移動します。
下移動 選択する資金設定ルールのみ1つ下に移動します。
資金設定リスト 資金設定の一覧です。チェックONの資金設定ルールが検証対象です。検証時はリストの上から順番に行います。
追加 資金設定ルールを新規追加します。
コピー 選択する資金設定ルールをコピーします。
削除 選択する資金設定ルールを削除します。

複数の売買ルールのシグナルが、同時に発生した場合の資金割り当てルール

複数の売買ルールを運用するとき、シグナルが同時に発生した場合にどの順番で処理していくのかを解説します。

ルール1:シグナルは、売買ルールリストの上から順に処理される。

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

優先度が1番高い売買ルールで発生した全てのシグナルに仕掛けても、まだ余力が残っていれば、2番目以降の売買ルールのシグナルに仕掛けていきます。

1番目の売買ルールで全ての余力を使い切った場合は、2番目の売買ルールでシグナルが発生していても仕掛けは行いません。

ルール2:以下のいずれかの条件に一致した場合、次の売買ルールへシグナル処理が移行する。

■シグナルが無い場合

■全てのシグナルへ仕掛けを行った場合

■設定した優先譲渡条件に一致した場合

■仕掛けを行うと、1日の最大投入額の上限を超える場合

■仕掛けを行うと、最大仕掛け銘柄数の上限を超える場合

■仕掛けを行うと、出来高制限の上限を超える場合

設定 内容
仕掛け資金の限界 余力不足で仕掛けられなくなったら、次の売買ルールに処理を移行します。
仕掛け額が〇〇以上で優先を譲渡する 仕掛け金額が指定金額を超えたら、次の売買ルールに処理を移行します。
仕掛け銘柄数が○銘柄以上で優先を譲渡する 指定銘柄数以上に仕掛けたら、次の売買ルールに処理を移行します。

例:全ての売買ルールのシグナルに満遍なく仕掛ける場合

優先譲渡条件を次のように設定します。

『「仕掛け銘柄数が1銘柄以上で優先を譲渡する。』

この設定は、まず優先度が1番高い売買ルールのシグナルを処理します。
これを終えたら、次の売買ルールのシグナルを処理します。
さらにそれを終えたら、その次の売買ルールのシグナルを処理します。

1番最後の売買ルールのシグナルを処理したら、リストの1番上に戻ります。
今度はシグナル優先度が2番目の売買ルールのシグナルを処理していきます。
このように、売買ルールのシグナルを順番に1つずつ処理していきます。

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。

例:100万円仕掛けたら、次の売買ルールのシグナル処理へ移行する場合

優先譲渡条件を次のように設定します。

『仕掛け金額が1,000千円以上で優先を譲渡する。』

「全ての売買ルールのシグナルに満遍なく仕掛ける」と基本的に同じです。
上記と同様に、売買ルールのシグナルを順番に1つずつ処理していきます。

注意点

以下の最大値条件に一致した場合、処理をスキップします。

■1銘柄で25億株以上の取り扱いを試みた場合

■1銘柄で50億円以上の取り扱いを試みた場合

■総資金が250億円以上になった場合

■「保有中銘柄+新規仕掛けシグナル数」が、15,000以上になった場合

関連リンク

スクロール